2020.03.20 14:30「春分」 国境のはなし自分の国の中にいる時には、ほとんど意識をすることがない「国境」というもの。何でもない時には薄い線のようなのに、何かの拍子に壁のようになる。実際には何の境もないのに、強固な「国」という存在を示してくる。新型コロナウィルスの世界の動きを見ていて、国境について考えることが増えました。というわけで、今回は国境にまつわる思い出をポロポロ。海外旅行に出始めたころ、パスポートに各国のハンコを集めるのが楽しかった。今で言う御朱印帳感覚というか。バックパッカー同士でパスポートを見せあってた。インドのVISAを取る時にはインド大使館まで行って、パスポートに大きなVISAのハンコを押してもらったけれど、それさえもマイコレクションの一つという感覚でした。初めて、国境の難しさを...
2020.03.05 10:51「啓蟄」 わからない時には種をまく記録的な暖冬でしたーどう対応しましょ?なんて呑気に過ごしていたら。風雲急を告げる。突然の休校が始まり、バッタバッタしているうちに啓蟄となりました。日常の些細な用事や仕事や発表会などがぶっ飛んでいきました。てんやわんやで心が煩わされる気もしますが。ここは最悪のパターンを考えて、それさえ避けられればOK!ということにしようと思います。最悪のパターンは、父や母がコロナウィルスに感染すること。自分たちが元気に過ごせないこと。閉鎖されて身動き取れない状態になること。具体策はかなり平凡。早寝早起き、しっかり食べる。本を読んだりユキの散歩をしたりして心身を健康に保つ。ニュースは見なければならないけど没頭しない。SARSが流行した時、夫は内モンゴル自治区にいました。イ...