7月の第一週は半夏生。雨がザンザンと降り、「ああ、今年も七夕の天の川は見えないなぁ」と思いつつ体を休める。というのが半夏生のイメージ。
そのはずなのに!
近年は大荒れなことが多い。今年は九州を皮切りに豪雨のオンパレードでした。長い梅雨前線が日本列島の形にぴったりと沿ってて驚いた。
今回は岐阜県もかなり降りました。自然の破壊力の凄まじさ、水の怖さを感じた数日間です。
数日前から、よくフルなぁ。とは思っていたけれど。7月6日から8日までの降りっぷりはすごかった。近隣の白川町、下呂では甚大な被害も出ています。加子母は最上流地区だということと、飛騨川まで距離がある分、被害は少なくすんだ気がします。
昨夜に家の前の小さな谷でもすごい流量で、大きな音がするから家の2階で見ていたら、なんと蛍が飛んでました。豪音と蛍の乱舞。なんとも不釣り合いな光景に呆気に取られました。
実は、今日は私の誕生日です。かなりの確率で雨が降ります。降らない場合は、蒸し蒸しする「ザ・日本の夏」の日です。なんとも大変な時期に生まれてきたんだなぁと毎年思います。
畑の被害はというと、とうもろこし が軒並み倒れています。全員同じ方向に頭を下げてる。あっちから風が吹いて、頑張ったけど地盤も緩んでて踏ん張りが効かなかったに違いない。がんばったのにねぇ。でも、きっと多少は立ち上がることでしょう。(今晩も降るみたいだからわかりませんが)
ハウスに植えている生姜は水に浸っています。どうなるかな。生命力に期待します。
子どもたちは土日も含めて既に5連休です。もう飽き飽きしていますね。
コロナ禍の影響で、休校に慣れた娘たち。ご多聞にもれず色んな機会がなくなりました。公式大会や短期留学、地歌舞伎の公演。。。
ここで娘たちに学んでほしいなあと考えることが2つあります。
コロナ禍みたいな100年に一度というような出来事が起きなくても、世の中ではチャンスなんて簡単になくなるってこと。努力さえすれば当たり前にチャンスが与えられるということはなく、頑張れば評価されるなんてこともない(頑張るってことが評価されるのは中学生までというのは私の持論)。だけど、チャンスが来た時には普段から努力していないと結果は出せない。淡々と日々積み重ねる努力は、チャンスが来たときに生かすためのもの。一喜一憂せずに積み重ねてほしいです。
もう一つは、チャンスにガッツクことも大事ってこと。田舎だから同級生も少なくて競争することがあんまりありません。部活でも入部すればレギュラーというのは普通のこと。だから機会が与えられることに慣れていて、あんまりがっつかない。だけど、ここぞ!というときには一歩前に出てチャンスを掴むということも大事。今回のコロナ禍で色んな機会を失ったからこそ、次のチャンスが巡ってきたときには、貴重さを実感してほしいし、がっついてほしいと思います。
私たちのトウモロコシには挽回のチャンスは来るのか?
せっせと観察、そして瞬発力で動けるように体力を温存しておこう。
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