「清明」 楽しさを見つける

清明らしく鳥の鳴き声が響く朝でした。天気も良くて桜も五分咲き。毎年感じますが、清明のタイミングは加子母の気候にぴったりです。


毎朝、毎晩。コロナウィルス関連のニュースをチェックする日々。

いろんな情報が溢れ過ぎてるし刻々と状況が変わっていく。こういう時、私は情報の海に溺れてしんどくなってしまうタイプです。だから、チェックする情報源を少し絞ってます。

必ずチェックするのは山中伸弥さんのHP(山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信)です。日本有数の研究者が発信することを指針にしようと思ってます。

テレビニュースはNEWS23。肉体労働なので23時まで起きてられない・・・録画しといて翌朝に見てます。出演する専門家が毎回のように変わるのが好きです。地方ニュースの時間があるのも気に入ってます。


それ以外の時は目の前の野菜苗や畑とせっせと競争することに没頭してます。農家だからこそ、世の中が揺れるときには一生懸命働いて食料を作っていくしかない。

村の中を運転していると、天気の良い日は皆さん畑にいます。農作業って「三密」から最も遠いところにありますね。広い野外で、少人数で、太陽を浴びて、体を動かして、食べ物を育てる。キャベツなどの葉もの苗が順調に売れているところを見ると、皆さんの畑の準備も順調に進んでいるようです。


子どもたちは分担した家事、愛犬ユキの散歩、素振りや縄跳び、勉強を午前中の日課とし、午後はたなか野菜畑の重要な働き手として活躍します。夕食は家族全員で食べる。夜は映画を見たり、囲碁をやってみたり。判を押したように毎日同じ生活です。

普段は親も子どもも用事があって忙しくしていたから、こんなにじっくりと一緒にいるのも新鮮です。子どもたちも親の仕事を知る良い機会になってます。

環境が変化しても楽しさを見つけて暮らしたいと思います。今を楽しめなければ、ずっと楽しめない。不平ではなく、いまだからこそやってみる!というスキルを身につける。それは子どもにとっても将来に役に立つスキルだと思うんです。親が手本にならなきゃね。

先日、友達の画家・本間希代子さんに教えてもらって、娘たちがマトリョーシカに絵付けしました。なーんて可愛らしい!我が家の宝物ができました。見る度に今のことを思い出すろうなぁ。

たなか野菜畑

welcome to TANAKAYASAI 岐阜県中津川市加子母の農家です。根菜中心の露地野菜、家庭菜園向けの野菜苗を生産・直売しています。

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